公開シンポジウム
「2030年に向けた水辺の外来種対策」
はじめに
今年度は「生物多様性国家戦略2023-2030」がスタートし、6月には外来生物法が改正されるなど、外来種対策においては新たな目標や展開を考える時期になりました。また、環境省では2014年度に策定した「外来種被害防止行動計画」と「生態系被害防止外来種リスト」の再検討を開始し、2030年のネイチャーポジティブ社会の実現を目指して、より実践的な防除や外来種対策の指針づくりに取り組んでいます。
このような節目にあたり、本シンポジウムでは水辺の外来種に携わる様々な立場や専門分野の方々に集まっていただき、最新の知見や事例を紹介してもらうとともに、2030年に向けた外来種対策のあり方や被害防止のための提言を行い、外来種問題への理解を深めることを目指します。
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公開シンポジウム
「2030年に向けた水辺の外来種対策」
2024年
2月11日(日)
13:30〜17:30
江戸川大学
(千葉県流山市)
参加方法
- 事前申込不要
- 参加無料
- 定員200名
※併催の外来魚情報交換会に参加されていない方は、当日、お名前とご所属を記入していただきます。
講演要旨集の販売
☆第19回 外来魚情報交換会のすべての発表と、本シンポジウム講演の発表要旨が収録されています。
☆講演要旨集は会場で販売します。必要な方は別途購入してください。
1冊 500円
※江戸川大生には無料で配布します。
プログラム
<第1部> 話題提供
- 近畿大学 名誉教授 細谷和海氏
「ブラックバスとブルーギルが在来魚に与える影響と対策」 30分 - 岐阜大学 地域科学部 教授 向井貴彦氏
「淡水魚における国内外来種問題 : どこまで"自然"を残せるのか?」 30分 - 東海大学 生物学部 准教授 鈴木大氏
「クサガメ日本列島集団の外来性と生態系への影響」 30分 - 生物採集系ユーチューバー マーシー氏
「YouTubeによる外来生物防除の実践と広め方」 30分 - 環境省 自然環境局 野生生物課 外来生物対策室 室長 松本英昭氏
「外来種対策をめぐる近年の事情について」 20分
<第2部> 総合討論
- 5名の講演者と会場参加者による総合討論 40分
コーディネーター: 江戸川大学 社会学部 教授/国立公園研究所 所長 中島慶二氏
主催
- 江戸川大学 国立公園研究所
- 認定NPO法人 生態工房
お問い合わせ
認定NPO法人 生態工房 事務局
eco@eco-works.gr.jp
0422-27-5634