都立 井の頭恩賜公園(三鷹市・武蔵野市)の井の頭池は、かつては豊富な湧水を湛え、ムサシトミヨやミヤコタナゴなどの水生生物、さまざまな水生植物が生息・生育する、豊かな水辺環境でした。ところが、1960年代に周辺の都市化に伴って湧水が枯渇し、夏場はアオコで緑色に、それ以外の時期は茶色に濁った池となってしまいました。また、ブルーギルやオオクチバス、コイなどの外来魚が蔓延し、悲惨な状態でした。
かつての自然をよみがえらせようと、2013年度から「かいぼり」による自然再生の取組が始まりました。この取組は行政・市民・NPOとの協働で行われ、現在も続いています。
かいぼり後、池の自然環境は大きく改善し、水辺のにぎわいが復活しつつあります。
当会は、市民参加型でのかいぼり事業(ボランティアコーディネート・イベント運営、および、かいぼり後の水生生物モニタリング)などを受託しています。
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(東京都西部公園緑地事務所ホームページ)
▼生きものの様子や取り組みを、動画で紹介
(作成:2020年度)