
ニホンイシガメ (日本石亀)
▼今の「ゼニガメ」はニホンイシガメじゃない?!
![]() ↑本来の「ゼニガメ」(ニホンイシガメ幼体) | ![]() ↑現在の「ゼニガメ」(クサガメ幼体) |
バードサンクチュアリ池における カメ類の捕獲状況(2011年度)※数字は個体数 ![]() | ニホンイシガメは、 全体の3% ![]() ※スッポンは累計捕獲数 |
ニホンイシガメは、 全体の6% ![]() ※スッポンは累計捕獲数 |
三宝寺池における カメ類の捕獲状況(2011年度)※数字は個体数 ![]() |
ニホンイシガメは、ミシシッピアカミミガメなどと比べて繁殖力が弱いことも個体数が増加しにくい理由の一つです。ニホンイシガメは一回に5〜10個程度の卵を土中に産みます。
しかしミシシッピアカミミガメは一回に2〜22個も産卵します。
繁殖力という点では、ニホンイシガメはミシシッピアカミミガメにはかないません。
ニホンイシガメ一匹につき、一口3000円から寄付を募ります。 サポーター期間は4月〜翌年3月の1年間(一年更新制)。 ※このプログラムは、皆様がイシガメを引き取って育てるものではありません。「サポーター」とは、選んだカメ(里子カメ)を家族の一員として身近に感じてもらい、その成長を応援して頂くという意味です。 |
★里子カメの選び方
里子カメ紹介ページよりサポーター様自身で選択していただくことができます。もし特にこだわらない場合は、当会におまかせください(スタッフが代わりに選択いたします)。
年1回送られてくるニュースレターで、里子カメの成長・変化状況をお楽しみください。
▼おことわり・・・カメは生きものです▼
カメは生きものです。病気、捕食、不慮の事故などの要因により死亡する可能性があり、また死亡していても確認できない場合もあります。細心の注意を払って作業を行いますが、万が一死亡が確認された場合には、誠に残念ですがその旨をご報告させていただきます。
・外来生物の防除活動
ニホンイシガメの繁殖・生存を脅かす外来生物(ミシシッピアカミミガメ(写真右)、アメリカザリガニ、ウシガエルなど)を防除する活動です。
ミシシッピアカミミガメは、カメにとって重要な日光浴を行う場所の占領や、餌の奪い合いなどの点でニホンイシガメと競合してしまいます。
アメリカザリガニやウシガエルも、ニホンイシガメの餌となる魚類・水草類を食害してしまいます。
そうした外来生物による脅威を取り除き、本来あるべき自然に近い状況にすることによって、ニホンイシガメが棲みやすい環境を整えます。
・生息環境の保全活動
バードサンクチュアリ池は、人工的に作られたものです。そのため流入する河川などがなく、放置しておくと泥が底にたまって浅くなってしまい、水質も悪化してしまいます。そのような事態を防ぐために底泥の浚渫作業(写真左)を行います。
また水辺のヨシやヒメガマなどを刈ることで、それらの植物が繁茂し水面を覆ってしまうことを防止します(写真右)。